まんなかで・・・

サラサラと流れる川のごとく中庸で生きていけたらいいですね

私の大切な「指輪物語」(ロード・オブ・ザ・リング)

 

私が好きな本のジャンルで、どうしても外せないのに

「ファンタジー」 があります。

ファンタジーといえば、皆さまはどんな本を思い浮かべられるでしょうか?

 

一口にファンタジーといっても更に細分化されるので

私の知らない世界もたくさんあるのでしょうけど

私の中のベストワンは『指輪物語』です。

 

映画の『ロード・オブ・ザ・リング』としてご存知の方も多いでしょう。

映画が作られるよりも遥か前から、私は「指輪物語」の大ファンでした。

 

作者トールキンが作り出した架空の世界「中つ国」(なかつくに)

ホビット庄に住むフロドが一つの指輪を手にしたことから始まる

壮大なストーリーは、文庫本でも10冊近くで完結するので

読み終えるには、かなりの根気が必要かもしれません。

 

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いつ読んでもその面白さは色褪せることがないので

私はこの長い長い物語を、今も数年に一度は読み返しています。

ストーリーもセリフも殆ど頭の中に入っているのに

何度読んでも飽きることがありません。

 

登場人物や架空の土地の名前もカタカナの羅列で

初めての方は覚えるのに苦労するかもしれませんが

きっといつの間にか、頭の中には中つ国の世界が

リアルに拡がるようになってくるでしょう。

 

原作が映画化されると大抵は評価が分かれて

原作の世界が描かれていない、という不満の声を耳にすることもありますが

『ロード・オブ・ザ・リング』に関しては、私はよくここまで

本の世界を忠実に表現出来たなあ、という感動の方が大きいです。

 

というよりも、映画は本の世界そのもの!

私が頭の中に描いていた通りの世界で、驚きの方が強かったくらいです。

登場人物を演ずるキャストの方たちも

そのまま本の世界からやってきたのでは、と錯覚するほどでした。

 

完璧とは言えないにせよ、原作の世界をこれほどまでに創り上げるのは

至難の業だったはずです。

 

本音を言えば、映画化のために

原作の中の大切な章が、部分的にカットされていたりと

残念な気持ちがなくはないのですが

全体としての物語が損(そこ)なわれてはいないので

称賛に値する仕上がりになっています。

 

更に言うと、もっとフロドとサムの関係性を

深く描いて欲しかったという気持ちがあります。

巨大なチカラを持つ「指輪」の話が中心ですが、その伏線には

フロドに対するサムの忠誠心の深さがあって、実はそれこそが

一番の感動を得ることに繋がっていると思っていたからです。

 

もちろん、原作には原作の、映画には映画の良さがあるので

原作の方が良かった、というようなありきたりの言葉を

口にするつもりはありません。

 

「指輪物語」「中つ国」という歴史の中で語られる

指輪にまつわる、善と悪との戦い、愛と友情の物語。

架空の世界の話ではあるけれど、今の地球という現実の世界にも

当然当てはまる気がします。

 

戦いや争いの場面では、目を背けたくなるシーンもありますが

私は自分が愛するもの、守るべきもののために命をかけることが

出来るのだろうか、そう何度も考えさせられることになりました。

 

戦いのシーンばかりではなく

ホビット、エルフ、ドワーフ、人間、魔法使い、多くの精霊たち

種族を超えて生まれる『絆』にも心打たれるのは、もちろんのことです。

 

誰だって戦いや争いは嫌に決まっています。

平和に解決することを心から望んでいます。

でも現実はどうでしょうか。

 

誰もが望んでいる平和の実現が、なぜ出来ないのでしょうか?

人類の長い歴史の中で、その悲願が叶う日は来るのでしょうか?

 

ネックとなっているのは中つ国(本の世界)を統べる「指輪」。

それが現実世界では何にあたるのかは分かりません。

指輪は目に見えますが、現実の世界では大切なことは目には見えません。

その目には見えないチカラで、私たちは右往左往しています。

 

「指輪物語」では最後にやっと一つの「指輪」を中つ国から消すことで

平和な世界がやってきて終わります。

ただし、ただのハッピーエンドではありません。

かなりの犠牲と痛みが伴ったことによる、傷を癒やす旅が始まるところで

終わりを迎えるのです。

 

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物語のラストシーンが描かれている挿絵です

癒やしの旅に出ていく船を見送るという別れの場面

それぞれが求めるのは別の道でも、心は繋がっている・・・

私たちの世界でも同じでしょう。

 

求める世界を手に入れるには、ある程度の犠牲が必要なのでしょうか。

それでも私はその世界が美しいと感じました。

戦うことがあっても、なお美しいと感じる世界があることは

指輪物語だけではないかもしれません。

 

いざというときに

愛する人のために、守るべき人のために

あなたはどう行動しますか?

そう問いかけられた気がします。

 

独断と偏見で書いてきた「指輪物語」

私とは違う感想をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

最終章で旅立って行った者たち、それを見送った者たちの

その先の物語に思いを馳せながら

少しばかり余韻に浸ることにします。

 

この記事を通して、「指輪物語」を語り合いたい

そう願って書いてみました。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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