まんなかで・・・

サラサラと流れる川のごとく中庸で生きていけたらいいですね

冬が来れば思い出す・・・

今年は、めずらしく福岡でも雪が積もる日がありました。

近年にしてはめずらしいことですが

私が子どもの頃は、今よりも、もっと雪も降って積もっていた気がします。

家の軒先には「氷柱(つらら)」が下がり

霜柱をザックザックと踏んで登校することもありました。

 

そんな寒い冬の思い出を幾つか書いてみたいと思います。

いずれも高校生の頃の話です。

 

その日は朝から雪が降り始め、教室から外の様子を眺めているうちに

あっという間に中庭には、5cmぐらいの雪が積もってしまいました。

そのときの授業の科目はすっかり忘れてしまいましたが

担当が、女性の先生だったことだけは覚えています。

 

クラスの男子生徒の一人が「先生!お願いがあります!」と

手を挙げました。

みんな何を言い出すのだろう?と思っていたら

「授業を自由時間にして雪遊びさせてください!」

「こんなに雪が積もったのにもったいないです!」

と言うのです。

 

それと同時にたくさんの生徒が

「そうだ、そうだ、お願いします!」と声をあげました。

私はちっとも雪遊びなどする気分ではなかったので

心の中で「余計なこと言わなくていいのに・・・」と

知らんぷりを決め込みましたが、先生は

「そうねえ、じゃあそうしましょうか」

とあっさりOKの返事をされて、私の気持ちを見透かしたように

「外で雪遊びをしてもいいし、図書館で本を読んでもいいし

自由時間にします」と言ってくださったのです。

 

大半の生徒は喜び勇んで、外に向かって飛び出して行きました。

ほかのクラスは静まり返って、通常の授業中なのに

中庭で雪合戦に興じて声をあげている生徒がいるなんて迷惑では?

という光景でしたが、まわりからの抗議もなかったようです。

私を含め何人かの生徒は図書館に行ったり

教室で自由に過ごしたりしました。

 

よくあのとき、外で雪遊びをすることを許して下さったなあ、と

寛容だった先生の苦笑した顔が

今でも雪が降ってくると思い出されます。

 

f:id:mannaka2:20210121111901j:plain

 

それから学校行事の一環として一番寒い時期に(たぶん今頃)

「耐寒マラソン」なるものが行われていました。

学校行事というわりには参加は自由で

時間も授業が始まる前までに終わらせておけばいいというもの。

 

コースは学校の周囲5~6km程度はあったでしょうか

スタートの合図も何もなく、ただ自分で都合のいい時間に校門を出て

決められたコースを走って帰って来るだけなのですが

参加したら体育の授業として見なされ、加点されることと

2日間共走ったら、「紅白饅頭」がもらえるという特典がありました。

 

強制ではなかったこともあり、参加する生徒はそう多くはなかったのですが

私は「紅白饅頭」目当てに早起きをして、毎年参加していました。

(当時から「痩せの大食い」だった私らしいエピソードです)

 

雪がチラつく中、走ったこともありましたが

スポーツが得意でもなく、走るのもニガテだった私が

張り切って参加していたのは、自分のペースで走ることが出来たこと

タイムを測ることもなかったので、誰とも比べられないで済んだこと

と、気楽な気持ちで走ることが出来たからかもしれません。

 

最後にスケートにまつわる思い出です。

高校2年生のときでしたか学校のすぐ近くに

「スケート場」がオープンしたのを機に

冬の体育の授業は、ほぼ「スケート」になりました。

 

f:id:mannaka2:20210121120547j:plain

 

スケートのときだけは、2時限が割り当てられました。

最初の授業で、まずは立ち方、歩き方、転び方、を習い

さあ、あとは自由に滑りましょうという感じだったので

ワーワー、キャーキャーと学校の授業ではないかのように

楽しい時間を過ごしました。

 

冬中スケートを練習出来たので、あっという間に

ある程度は滑れるようになりましたが

もちろん何十年も前のことなので

今はまったく滑れないと思います。というより

機会があってもスケート靴を履くつもりはありません。

若い頃のように、転んでも大丈夫なわけありませんから(危ない、危ない)

 

(思い出が詰まったスケート場は、開発の波に呑まれて

数年で消えてしまったと聞きました。)

 

 

冬が来て雪が降るような日になると

若かりし頃の、頬が緩んでしまうような出来事が懐かしく思い出されます。

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村