まんなかで・・・

サラサラと流れる川のごとく中庸で生きていけたらいいですね

バスに揺られて博多駅へ

普段はもっぱら移動の手段は車なのですが

先日の記事にも書いた「鍼治療」に行く時だけはバスを利用します。

バス停もすぐ近くにありますし、博多駅へは1本で行けるので

ただ揺られているだけで目的地に着くのは

とても便利に感じられます。

 

まあ本音を言えば、私が混む街中での運転をしたくない

ただそれだけの理由なんですけどね。

それでも気楽に移り変わる街の景色を、ただぼーっと眺めながら

思索にふけるのも又、趣があるというものです。

 

ふと目に入った花の名前を思い出そうとする作業も

無駄に脳を使っているわけではないし

(そう自分に言い聞かせているだけの話ですが)

 

途中ですれ違った車のナンバーが

遠く離れた関東やそれ以北のだったりしたら

転勤で来福されたのかな、旅行かな、帰省かな、と

余計なお世話でしょうが、あれこれと勝手な想像を膨らませます。

 

バスに乗って来られる人、降りて行かれる人

たくさんの人生を乗せて走っているバス。

 

すごく丁寧な運転をされる女性の運転手さんもいれば

ヒヤヒヤするほどのスピードで急停止される運転手さんもいて

投票制で人気の運転者さんを決めたら面白いだろうな、とか

もうこうなったら、はい妄想の世界を楽しんでいるだけですが。

 

さて、そんなこんなで月に二度ほどバスに乗っていますが

一ヶ月ほど前、久々に複雑な感情を抱いてしまう出来事に遭遇しました。

 

その日も席に座って、過ぎゆく街の景色を見送っていたのですが

あるバス停から、小さなお子さま連れの若い女性が

乗ってこられ、ちょうど私の席の横に立たれました。

 

あいにく空いている席がなかったようなので

私は即座に席から腰を浮かし

どうぞ・・・と譲ろうとしたのですが

「いえ、大丈夫です」と断られました。

 

お子さま連れだからこそ

人によっては座ったり、又立ったりが

面倒に感じられることもあるでしょうから

断られたことに関しては、まったくイヤな気持ちにもならず

私はそのまま座り続けることにしました。

 

その後だんだんと混んできて、ふと気付くと

私より少し年上に見える女性が、こちらに向かって何か言われています。

 

は?何でしょうか?と聞き返すと

お子さま連れの若い女性に席を譲るようにと

おっしゃっているのです。

 

その方は私が少し前に席を譲ろうとしたことは

ご存知なかったのでしょう。

とはいえ、私は責められているようにも感じ

 

 

「はい、そう思ってお声掛けはしたんですが・・・」そう答えると

今度は子ども連れの若い女性に向かって

早く席を替わってもらいなさい、と言われます。

 

若い女性は

「いえ、もうすぐ降りるので大丈夫です」と冷静なお返事。

その場の雰囲気が何とも言えない感じになりました。

 

その会話から、わずか1分足らずで博多駅に到着。

その年上の女性も、お子さま連れの女性も、私もバスを降りて

違う方向へと歩き出していきました。

 

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         (とある日の博多駅の博多口側)

 

私の中には、何とも言い難い「モヤモヤ感」が残ったままでしたが

よく考えてみれば、お互いに相手のことを思いやって行動しただけのことで

微妙な行き違いがあっただけのことなのかなあ

という結論に達し、自分のなかで生まれた久しぶりの複雑な感情

たっぷりと味わうことになった出来事となりました。

まあ、よくある話なのですかねー。

 

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(夜になるとクリスマスマーケットも開催されており、イルミネーションも

 綺麗なのですが、昼間は閑散としていますね。

 駅構内はさすがに人出は多いです)

 

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