まんなかで・・・

サラサラと流れる川のごとく中庸で生きていけたらいいですね

読書の秋、図書館に寄せる私の思い

本を読むのが好きな方は多いと思いますが

実際に紙の本を購入されていますか?

 

今はネットでも電子書籍で購入出来るので、便利な時代ですが

まだまだ紙の本の需要はあるようです。

本好きの人にとっては、分厚い本の質感や

拘った装丁の魅力は何物にも代え難いものがあります。

 

さて、各自治体には必ず図書館があると思いますが

利用されることはありますか?

実をいうと我が街の図書館には、残念ながらあまり魅力を感じることが出来ません。

予算の問題もあるのでしょうけど、新刊があまりにも少ないのと

いつも貸出中の本が多いということもあります。

読みたいときに読みたい本がないのは致命的です。

※読みたい本をリクエストすれば近隣の図書館から取り寄せてもらえる

 制度もありますが、かなりの時間が必要な場合が多いです。

 

子どもの頃から本は大好きでしたが

私にとって一番輝いて見えたのは、母校の中学校の一室にあった図書室です。

今ではその学校も移転したので、あの図書室は頭の中にある記憶だけとなりましたが

本と床のワックスが混じり合った独特の匂いが、今も鼻の奥に残っているほど

私にとっては究極の居心地が良い空間でした。

 

当時の司書の先生は、よほど本に関して鋭い勘をお持ちだったのか

生徒にとって、いえ私にとって魅力的に思われる本でいっぱいの図書室でした。

在校している3年の間、週に二度数冊の本を借りては返すという作業を続け

多くの、心の友となるような本にも出会えました。

 

その後、期待に胸を膨らませて入学した高校でしたが

図書室といえば、広さはそれなりにあるのに

蔵書といえば情けなくなるほどお粗末で、結局のところ

泣く泣くお小遣いを貯めて、自分で本を買うしかありませんでした。

 

さて大人になって地域の図書館に通うようになって感じたことは

自治体によって、図書館の魅力にかなりの差があることです。

もちろん私が好きな本が多いかどうか、で決めているわけではありません。

何度か転居したので、実際に幾つかの図書館に行って

利用しやすいかどうか、の違いを肌で感じたからです。

 

以前、私の知人が家庭文庫をしていた関係で、図書館の問題点はよく耳にしました。

※家庭文庫とは、個人で自宅の一室を開放して本の貸し出しや

 子どもたちに読み聞かせをすることです。

 

その知人から誘われて「◯◯市の図書館を考える会」というのにも

顔を出したことがあります。

(かなり前のサークル活動なので、とっくの昔に存在しなくなってます)

私は途中からほんの数回しか参加しなかったので

その活動もよく理解しないままだったのは残念ですが。

 

そのときに都市の文化的成熟度は図書館を見ればわかる

というようなことを聞きました。

 

まず建物としての図書館の機能性の問題があります。

例えば書架の作りによっても本が探しやすかったりもするし

あまりに高さがある場合、子どもやお年寄りにとっては

読みたい本に手が届かないということになります。

 

蔵書も人気がある本は数冊揃えておかないと、ずっと貸し出し中が続いて

長い期間待つ、という弊害が生じます。

 

あとは、閉館の時間や休館日の設定でしょうか。

海外の図書館は仕事帰りの人が利用しやすいように

遅くまで開いているそうですが

私が通う図書館も、週末だけは閉館時間が遅くまでになっているので

以前に比べたら、だいぶ改善されたのでしょう。

 

ただし休館日は決まっているので、

(全国的に月曜日が多いようですが)

その日が定休日の仕事の人は、ずっと図書館の利用が出来ないことになります。

これは公的機関としては不平等に感じられますが・・・

 

もちろん、本を愛してやまない司書の方の存在なしでは

図書館を語ることが出来ないのは、言わずと知れたことです。

 

読書の秋、真っ盛りということで

図書館に寄せる私の思いをつらつらと綴ってみました。

 

 

 

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