最近の福岡は朝晩はかなり寒くなったものの
昼間はまさに『小春日和』の日が続いています。
小春日和とは、旧暦10月の頃、寒さに向かう時期の
春のように暖かな日のことで、季語で言うと冬。
まさしく今しか使えない旬の言葉になりますね。
この『小春日和』の文字を使いたくて、今日の記事を書くことにしました。
さて、ウォーキングするのには最適な季節となりました。
以前の記事でも少し写真を載せたことがありますが
今日は秋本番を感じながらのウォーキングコースを、再度ご紹介したいと思います。
殆どがずっと川沿いで、大した景色の変化がないのは残念ですが。
この黄色い「セイタカアワダチソウ」は日本全国どこででも見かけると思います。
以前はこの花粉が喘息の原因だとされ、嫌われ者の雑草だと思っていました。
その情報が間違っていたことに私が気付いたのは
ごく最近のことです。
このセイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花とは違い
花粉の生成量は少ない上に比較的重く、形状も風で飛ぶのには不敵であるため
無関係と考えられている。
帰化植物のブタクサと時折間違われ、花粉症の原因だと言われるが
別の植物である
何だか「セイタカアワダチソウ」に対して
申し訳ない気持ちになってしまいました。
他にも勘違いして、世間で言われていることを鵜呑みにし
それを常識だと思っていることがありそうです・・・
殆ど人影はないように見えますが
けっこう私と同じように歩いている人、ランニングしている人
犬の散歩をしている人など、すれ違う人も多いコースです。
清流とは言えないかもしれませんが、この川ではカモや名も知らない鳥
甲羅干ししている亀などをよく見かけます。
ときにはカヌーを漕ぐ人の姿も・・・
そして陽当りの良い草むらで発見したのは
スギナが生い茂っている中に・・・春を感じさせるものが!
これはツクシ?スギナの子?
童謡でも『ツクシ誰の子スギナの子』と唄われているようですが
スギナとツクシは同じ植物の違う部位になるそうです。
調べてみて良かった!
長く生きていても知らないことが多くて
もっと、いろいろ勉強したいなと思いますね。
そして頭上を何度も飛行機が通り過ぎていきます。
すれ違う人たちは皆マスクを付け、目深に帽子を被っていたりするので
その表情までは窺い知ることは出来ませんが
私はなるべく口角を上げて微笑みの表情を作ろうと
意識するときがあります。
マスクでそんな表情など伝わるわけもないのに
なぜか不思議なことに、すれ違う際に「こんにちは!」と
言ってくれる人や会釈をしてくれる人が増えて
まるでこちらの気持ちが相手に伝わっているようで
お天気のように暖かな気分になります。
少しは今日の写真で『小春日和』をお伝えすることが出来たでしょうか。
※ウォーキングの時間は約一時間、歩く距離は約5キロです。
基本、雨が降ろうが風が吹こうが関係なく出かけますが
そういう日は心のなかで
「雨ニモマケズ風ニモマケズ・・・」と都合のよい言葉を
つぶやきながら歩を進めることにしています。