まんなかで・・・

サラサラと流れる川のごとく中庸で生きていけたらいいですね

『四苦八苦』よく使う言葉ですが

けっこう大変な思いをしたときに

いえ大変とまでいかなくても、自分としては頑張ったようなときに

「『四苦八苦』したわ~」と

度々口にすることがありますね。

何気なく使うことも多い、この『四苦八苦』という言葉は

お釈迦さまが、この世の苦しみを教えられた言葉として有名です。

 

【四苦】とは

  1. 老いる苦しみ
  2. 生きる苦しみ
  3. 病になる苦しみ
  4. 死ぬ苦しみ

そしてさらに四つ

  1. 愛別離苦あいべつりく (愛する人と別れる苦しみ)
  2. 怨憎会苦おんぞうえく (嫌いな人と会わなければならない苦しみ)
  3. 求不得苦ぐふとくく (欲しいものが手に入らない苦しみ)
  4. 五陰盛苦ごうんじょうく (あらゆる精神的な苦しみ)

を合わせて【八苦】と言われています。

 

中学生のとき、何の科目の授業だったか忘れてしまいましたが

授業の内容とは関係なく、この四苦八苦のお話をして下さった先生が

いらっしゃいました。

(ときに授業の内容から脱線して、ご自分の思いや、科目以外の

ほほっー、という話をしていただいたことがありますが

そんな機会に恵まれたことは、本当に有り難いことです。)

 

さて、その先生は

この四苦八苦は、生きているうちに皆が経験することになっていて

先生も殆ど経験してきたけれど、まだ「愛する人と別れる苦しみ」と

「死ぬ苦しみ」が残っている・・・

そういうことをおっしゃいました。

 

まだ当時は中学生で多感な時期ということもあり

この「四苦八苦」の意味がかなりショッキングに感じられ

私も生きているうに、それを経験しなければならないのか

と、楽しくて輝かしいと思われた未来が一瞬で暗く重く

なってしまったことを覚えています。

 

あれからあっという間に、随分と月日が流れました。

それなりにいろいろなことを体験し

振り返ってみると、四苦八苦のうちの殆どを体験したことになります。

 

いつの間に!という感じですが・・・

それでも、あれほどそれらを知ることが

暗く重い人生だと感じられたのに

それを上回るほどの、喜びや楽しみ、胸打つ感動などがあったことで

人生はすべてひっくるめて、素晴らしいと言える私がいます。

 

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話は変わりますが、この四苦八苦と似たような言葉に

『七難八苦』というのがありますね。

これも仏教用語ですが

よく使いませんか?「色の白いのは七難隠す」って・・・

この言葉、褒め言葉になるのでしょうか?

 

私は以前、この言葉を掛けられたことがありますが

決して褒められた感じはしませんでした。

その私に声を掛けた人は「色が白くていいね」というより

「七難がごまかせていいね」というような

少しトゲがあるような意味あいにも取れる、言い草だったからです。

 

 

これは私の受け取り方が悪かったからかもしれません。

今までのブログの記事の中で、物事はすべて中立で

良い悪いは自分の意識が決めているだけ、と書いてきましたが

なかなかそういう俯瞰的な見方が出来るようになるには

訓練が必要のようです。

 

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